アベレージは既にプレーした一イニング当たりの得点です。成功率でも、次の五イニングの保証でも、共通の実力等級でもありません。点数とイニング数を残して検算できるようにします。
得点と自分のイニングを数える
引用したUMB規則では有効なキャノンは一点です。手球が二つの的球に当たり、第二的球までに三回以上クッションへ接触します。三回すべてが第一的球より前である必要はありません。得点すれば続け、通常の失敗でそのイニングを終えます。ファウルと試合終了条件は別途適用されます。
各イニングを一行で記録し、最初に外したゼロも残します。両者が同数と決めつけず、記録紙の各選手の実際のイニング数を使います。後攻の撞き切りは形式に定めがある場合だけです。
五イニングの計算例
表は架空の練習記録で、3Ballの測定ではありません。0、2、0、1、3点なら五イニングで六点、6 ÷ 5 = 1.200です。ハイランは三点。得点したイニングは五回中三回で60%ですが、これはアベレージとは別の指標です。
二つのゼロを省くと6 ÷ 3 = 2.000となり過大な結果になります。ハイランはここで観察された最長の連続得点であり、能力の固定上限ではありません。
| イニング | その回の得点 | 累計得点 |
|---|---|---|
| 1 | 0 | 0 |
| 2 | 2 | 2 |
| 3 | 0 | 2 |
| 4 | 1 | 3 |
| 5 | 3 | 6 |
複数試合は合計から計算する
25イニング20点と20イニング10点の試合なら個別平均は0.800と0.500。合算は(20 + 10) ÷ (25 + 20) = 30 ÷ 45 = 0.666…です。個別平均を足して二で割ると0.650になり、イニング数が異なるこの例では誤りです。
整数の合計を保存して最後に一度割ります。丸めた平均を足さないでください。対象試合や大会段階も明記します。個人練習の累計が公式の年間分類になるわけではありません。
四捨五入と切り捨ての違い
2026年10月12日施行のFFB第3.2.01条では、スリークッションは小数第三位より後を切り捨て、同率の順位決定にはさらに細かい値を使えるとしています。その表示では30 ÷ 45は0.666。小数第三位まで四捨五入すると0.667です。
3Ballの練習用計算機は四捨五入し、この違いを説明しています。公式記録には大会規定を使います。ゼロイニングで平均は定義できません。未プレーをゼロの実績に置き換えないでください。
数字から練習課題を探す
日付、得点、イニング、ハイランに加え、台の大きさ、形式、配置を続けたか毎回戻したかを記録します。実戦、同一配置の反復、シミュレーションは分けます。課題を変えて値が上がっても実戦力の向上とは限りません。
失敗や途切れた連続得点から練習を選びます。一度の1.500がプロ水準を証明するわけではなく、平均だけで難度や守備も測れません。下の計算機は算数の確認に、完全な記録紙と最新の連盟規定は競技上の判断に使ってください。