色だけではキャロム用セットを特定できません。種目、直径、3球の組み合わせを確認しましょう。カタログの寸法が正しくても、使用中のセットの状態まで認証されるわけではありません。
公式キャロム寸法をひと目で確認
寸法は外装家具ではなく、有効競技面を示します。
種目に合った規格を読む
デンマーク連盟が公開する1989年発効のUMB規則では、キャロム球の直径は61–61.5 mm、委員会が別の重量を承認しない場合は1球205–220 g、最も重い球と軽い球の差は最大2 gです。これは規則の範囲であり、独自に作った61.5 ±0.1 mmという製造公差ではありません。
WPAの用具文書ではプール球の公称直径は2¼インチ、換算して57.15 mm、重量は156–170 gです。WPBSAの2024–25スヌーカー規則は52.5 ±0.05 mmとセット内の重量差最大3 gを定めていますが、この条項に一律142 gという指定はありません。プールとスヌーカーの球径は異なります。イングリッシュ・ビリヤードの別の重量差規定をスヌーカーに当てはめないでください。
個々の重量が範囲内でもセットの差は別問題
架空の計量例で、セットAの各球は205–220 g以内ですが、213 − 210 = 3 gとなりキャロムの差の上限を超えます。セットBは記載の測定値なら212 − 210 = 2 gでこの条件を満たします。ただし真球度、直径、大会承認まで証明するものではありません。表の単位はすべてグラムです。
清潔で乾いた球を同じ確認済みの秤で量り、色ごとに記録して最大値から最小値を引きます。分解能と測定の不確かさも考慮してください。粗い台所用秤で差がちょうど2 gでも境界での適合は証明できません。平均で不一致を隠したり、色だけが同じ無関係な単球を混ぜたりしないようにしましょう。
| 架空のセット | 白 (g) | 黄 (g) | 赤 (g) | 最大 − 最小 (g) |
|---|---|---|---|---|
| A:差が上限超え | 210 | 211 | 213 | 3 |
| B:差が上限と同じ | 210 | 211 | 212 | 2 |
購入・交換前に確認すること
正確なキャロム3球モデル、表示直径、材質、セットの重量差情報、手入れ方法、返品条件を確認します。競技用なら主催者に認められる用具を尋ねてください。プロ、ブラック、プレミアムといった名称は測定値ではなく、モデルの優劣を証明しません。
1球を交換する場合は、既存セットの型、寸法、摩耗に合うかメーカーや販売店に相談します。公称直径が同じでも新品1球と摩耗した2球は異なる可能性があります。このガイドは競合ブランドを実測してコスト性能の勝者を選んだものではありません。見た目と価格だけでは根拠になりません。
一度の転がりだけで欠陥と決めつけない
説明書どおりに清掃し、明るい場所で欠け、ひび、残る表面損傷を確認します。目に見えて損傷した球は使わず販売店に評価を依頼してください。直径確認には適切な測定器、複数方向の測定と誤差の理解が必要です。ノギスの1回の値で全体の真球度やバランスは証明できません。
低速で球がそれるなら、同じ経路で別の球、次に逆方向、さらに台の別の場所で比較します。球、経路、表面状態を記録してください。クロス、水平、撞き方も影響します。クロス上で回すことは認証試験ではなく、反発の違いだけで球の欠陥とは言えません。合わせるために球を削らないでください。
製品の手入れ方法と競技規則を両方確認する
Aramithは通常のBall Cleanerと、頑固な跡用のRestorerを区別し、Restorerの後にCleanerを使うとしています。説明書は乾いた布、紙、電動研磨機による仕上げを認めますが、あらゆる機械、薬剤、強い研磨を承認するわけではありません。液剤はシリコンを含まないと説明されています。
プレークロスから離れた場所で対象製品の指示に従い、不要な残留物を残さないようにします。競技規則も重要です。引用したWPAプール規格はワックスや滑りやすくする表面処理を認めていないため、種目をまたいで手入れ方法を無条件に移さないでください。衝撃から守って保管し、プレーの変化を点検します。ブランド名は一定の交換時期やダイヤモンドシステムの正確さを保証しません。