手球は3つのクッション — 長クッション、短クッション、長クッション — を経由して周辺を回り、テーブルの反対側にある第2的球に到達する。キャロムビリヤードで最も視覚的にドラマチックなパターンであり、ダイヤモンドシステムの代表的なデモンストレーションショットでもある。直接ルートが塞がれているとき、遠回りする方がしばしばより綺麗で信頼できる経路になる。
アラウンド・ザ・テーブル — セットアップ
手球はテーブルの片方のコーナーに置かれる。第1的球は直接ラインから外れたテーブル中央付近。第2的球は対角線上の反対側のコーナーにあり、手球がまっすぐな進路を持たず、クッションを回り込んでそこに到達しなければならないよう配置される — これはまさに、直接ルートを危険にし、アラウンド・ザ・テーブルのルートを信頼できるものにする幾何学的条件である。
ストロークとイングリッシュ
中強の速度に、約1タップの順回転イングリッシュを加える。完全なフォロースルーが不可欠であり、ストローク途中での減速はこのショットを手前で失速させる最も一般的な原因である。移動距離が増える分を見込んで、計算した第1クッション接触点よりおよそ1ダイヤ先を狙う。典型的な計算は出発ダイヤ2から目標ダイヤ6であり、球が周回を完了する前の第1クッション接触点はダイヤ4付近になる。
使うべき場面
直接ショットが間にあるボールで遮られているとき、あるいはダイヤモンドシステムの計算自体が遠回りのルートを支持するときに使う — テーブルを回る3クッション経路は、短くタイトな直接ラインよりも綺麗で許容度の高い角度を生むことがある。プロは直接ショットが存在していても、好んでこのルートを選ぶことが多い。余分なクッション接触が、直接ルートには無い誤差の余裕を加えるからだ。
よくあるミス
速度不足が最も一般的な失敗であり、手球は第3クッションで勢いを失い、的球の手前でわずかに届かず止まる。誤ったイングリッシュは反射角を数度ずらし、それが3クッションを経て積み重なり、大きなミスにつながる。フォロースルーせずにストロークを急ぐことが3つ目の典型的なミスであり、このショットはほとんどのポジションプレーよりも長く滑らかなスイングによって報われる。
成功率と練習
真のダイヤモンドシステムの見せ場である。出発ダイヤと目標ダイヤを足し合わせる公式が正確な第1クッション照準点を与え、ルートが長いためわずかなシステム誤差も飛行中に感覚で修正しやすい。プロはクリーンなセットアップでおよそ55-65%の成功率を報告し、アマチュアは速度の一貫性が身につくまで30-35%程度にとどまる。
このショットを使うプロ選手
プロの試合では普遍的なショットである — Frédéric Caudron、Sang Lee、Marco Zanettiは皆、直接ショットが塞がれるたびにこのルートをデフォルトとして選び、難しい専門ショットというより安全で高確率のフォールバックとして扱う。
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